
ガルーシャという皮革をご存じでしょうか?
日本古来より「サメ」という言葉の意味は抽象的で範囲の広い言葉として使われてきましたが、実際にはエイの革(ガルーシャ)です。
日本でも古くからガルーシャは刀剣などの武具の装飾に使用されていて、日本刀の柄の部分、鎧の内側に使用されていました。
ガルーシャが古来より武具に使われてきた理由は、その強度にあるのではないでしょうか。
革製品の中でも最高度の強度で「牛革20年、エイ革100年」と言われるほど頑丈です。
それは日本古来の武具が現存することで証明されていることでしょう。
強度もさることながら、その見た目の美しさからも武具の装飾に選ばれた理由なのでしょう。
最高強度を誇るガルーシャの艶
武具の装飾に使用されていたガルーシャ、最高強度を誇り、艶やかで美しく、艶やかで艶めかしい。そんなガルーシャを使用した財布やブレスレット、アクセサリーを販売するブランドを探ってみました。
ガルーシャを専門とするフランスの高級革工房
「AKNAS Genuine Watchbands & Trading Co., Ltd」が運営する 高級ブランド「アトリエ アクナスの日本公式ストア」。
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フレンチならではの美しいデザイン

『Atelier AKNAS(アトリエ アクナス)』のコンセプトは、”Cuirs D’ailleurs ~旅するレザー~”。
服やファッション系の小物を選ぶとき、機能や強度的に丈夫で、それでいてデザインが優れているという目で選ぶ方も多くいると思いますが、「ガルーシャ(エイ革)」というとてもユニークな素材は強度的には全く条件にぴったりで、10年、20年と一つのものを長く使い続けていくタイプの方には正にベストマッチと言えるでしょう。
そして、デザインですが、海外からは日本の職人の技術力は高く評価されているにもかかわらず、日本人は海外ブランド好きで有名です(;^_^A
特にデザインと言えばフランス、数多くの世界のトップデザイナーがフランス出身であることからも、フランスは世界的にもデザインのトップなのでしょう。
そんな最高強度を持つ素材を優れたデザイナーがアイテム化しているのが、『Atelier AKNAS(アトリエ アクナス)』です。

ガルーシャの財布
「ガルーシャ」のシンボルでもあるスターマーク(天眼)、古くから幸福の魚「ラッキーフィッシュ」として重宝され、泳ぐ宝石とも言われており、シンボルでもあるスターマーク(天眼)をまとうことで他にはない高級感と輝きが増しています。


ガラス粒のような輝きで魅了する、「ガルーシャ」の非常に硬い銀面。細かな粒の主成分は、人間の骨や歯と同じリン酸カルシウムでできており、革としては珍しく劣化しにくいため、キレイなコンディションのまま長く愛用できるのも魅力です。さらに、見る角度や光が当たる角度によって異なる輝きをまとう、独特な美しさを宿した陰影も特長。『アトリエ アクナス』では、最大11色からセレクトできる、豊富なカラーバリエーションをラインアップしており、多彩なカラーには、視覚的な効果だけでなく、所有することによる色の意味合いもあり、自分に相応しいカラーを選ぶことにより愛着も育まれていきます。


ガルーシャのブレスレットなどのアクセサリー

エイ革「ガルーシャ」をポイントにあしらった、ビーズブレスレット『スクエア』。
その色合いと調和するブルーの天然石を、四角いストーンビーズに加工し、さらに同系色の航海用ナイロンコードで繋ぎ合わせることで、傑出したブレスレットへと昇華。伝統的な紐装飾結びの技法であるMACRAME(マクラメ)を駆使したデザイン性と、熟練の職人が無垢のスターリングシルバー925をハンドメイドで加工したオリジナルアジャスターによる機能性が、上質なアクセントになっている「ガルーシャ」とともに、腕周りを華やかにしてくれます。
デメリットは
ガルーシャは数ある革製品の中でもクロコダイルに次ぎ、高価な革製品といえるでしょう。
しかしながら、クロコダイルも丈夫なのですが、ガルーシャは群を抜いて丈夫で、しかも、革としては珍しく劣化しにくい特徴があり、通常、革製品は経年変化も楽しむものですが、ガルーシャは初期の状態を長く楽しめる特徴があります。
コストパフォーマンスでみるならかなり高評価だといえます。
ギフトなどの贈り物にも
ガルーシャという単語はなかなか普段の生活には登場してこない単語です。
ガルーシャの財布を見てその革がガルーシャであることを指摘できる人はあまりいないんじゃないでしょうか。そして、ガルーシャであることを指摘できる人がいれば、凄いねぇ~、いいねぇといわれることでしょう。
そんな革製品の中でクロコダイルに匹敵する希少で高価なガルーシャを贈られてみたいです。(;^_^A